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第50話 嘘じゃないよ

last update publish date: 2026-06-17 22:02:10

 アルテミスの部屋に入った。

 どうしよう⋯さっきアルテミス泣いてた⋯正直に女だという事を話そう、でも怒るだろうな⋯

 私をからかってたの?何て言いそう!涙、見てなかった事にして惚けようかな⋯

 ソファーで二人で隣り合わせに座りワインを飲みはじめた。

 アルテミスを見て色っぽい雰囲気が漂いドキドキしてきた。

「あら、アントリュウス!貴方お酒、弱いの顔赤いわよ」

 アルテミスは、アントリュウスの顔を触った。

 アルテミスの手が触れ気持ち良くて、顔を見た!たまらなく綺麗に見えた。

 アルテミスも少し酔っていた。

「貴方の事、誤解してたわ!この数日間で貴方の事を知ったわ!私、アントリュウスの事好きよ」

 アルテミスは、見つめながら言った。

 私が男だったら絶対彼女にしたい!!

「アルテミス!賭けの事なんだけど!」

「わかってるわ!私の負けよ」

 アントリュウスは、言わなければ、と思った。

「君の綺麗な顔を見て思ったんだけど、賭けで君を抱くのは、良くないと思うんだ」

「あら、貴方!私の事、好きなんじゃないの?」

 顔を赤くして

「好きだよ!だから尚更賭けで君を抱いてはいけないと思って」

 アルテミスは、アントリュウスに、くっついて手を握った。

 えっ!アルテミスの手、気持ちいい・・・

「賭けだけではないわ!貴方の事好きになったの」

 えっ嬉しいけど、そんな事言われたら女だって言い出せなくなるよ!

 アルテミスは、アントリュウスの頬に手を当て指で唇に触れた。

 そして、キスをしようとした。

 唇が迫ってきた!どうしょう、このままキスしたいけど正直に言わないと

「アルテミス!俺は、君に嘘をついてる!」

「嘘!?嘘って何!」

 アルテミスの表情が少し怖くなった。

 何で、この女神!可愛いかったり、怖かったり極端すぎるよ!

「何なの嘘って!言って!!」

 その気になっていたアルテミスは、ムードを壊され不機嫌な顔になっていた。

「その、怒らないで聞いて」

「何よそれ、聞かないとわからないでしょ!早く言いなさいよ」

 アントリュウスは、思いきって言う事にした。

「俺は!・・・」

「俺は?」

「私は・・・」

「私は!?」

 怒られるのを覚悟して

「実は、女なの」

「はっ?」

「ごめんなさい!途中でいい出そうと思ったんだけどタイミングが無くてゴメンね!アルテミス」

 アントリュウスを見た!

「この姿、変身してるの?」

「うん!!」

「本当の姿、見せて!」

「恥ずかしいからダメだよ」

 アントリュウスは、動揺して恥ずかしがった。

「貴方、私の裸見たでしょ!」

 恥ずかしそうに「え~っ、わかった」

 アントリュウスは本当の姿に戻った。

 アルテミスは、アントリュウスを見て驚いた。

「凄く綺麗!」

 女の姿に戻り全身から女の艶やかさとフェロモンがあふれた。

 体も、女性になり肌が柔らかくなった。

 アントリュウスの顔を触った。

「柔らかくて、すべすべしてる!これ、本物!」

 目を見つめ、顔を近づけて言った。

 近づいたアルテミス顔と匂いにドキドキしていた。

「これは!?」と言って、おっぱいを揉んだ。

「いゃ~んダメそこ触っちゃ!」

 喘ぎ声を出してしまった。

「貴女!凄く綺麗じゃない!フローラなの?」

「うん、そうよ!」

「何故、男の格好してるの?」

「この姿で戦うと男が嫌らしい目で見るから嫌なの!」

「私の事好きだって言ったのも嘘?」

「違うよ、本当にアルテミスの事好きなんだよ!アルテミスの顔、綺麗!見てるとドキドキしちゃうの」

 二人は、見つめ合った。

 アルテミスは、アントリュウスの頬に手を当て「私も、貴女の事が好き」と言って唇と唇を合わせた。

 ダメ気持ちいい!アルテミスが舌を入れてきた!アントリュウスは舌を絡めた。

 アルテミスがアントリュウスの耳元で、「私、貴女の裸が見たい」

「うん!アルテミスだったらいいよ」

 そう言って二人は、手を繋いでベッドに行った。

 二人は、一晩中抱き合い絡み合った。

 アントリュウスは、アルテミスの体がスベスベして触った感触がたまらなかった。

 アルテミスは、アントリュウスの体の良さを知ってしまった。

 アルテミスは、寄り添いながら言った。

「裸と裸で抱き合うとこんなに気持ちがいいのね!アントリュウス!私と結婚しない?」

「えっ私でいいの?」

「私は、貴女の事を愛してしまったわ」

「うん!私もアルテミス大好きだから結婚しよ!私、いいお嫁さんになるね!」

「えっ、私がお嫁さんで貴女が夫よ」

「だって、アルテミスがプロポーズしてくれたでしょ!それにアルテミスの方が気が強いし、威厳があるじゃない」

「戦ったら貴女の方が強いし、普段は、男の姿をしてるでしょ!二人で歩いてるとき男の姿の貴女が奥さんで女の私が夫だと変でしょ」

「いいわ!私が夫でも、アルテミスと夫婦だもん」

 二人は、魂と魂で結婚の契約を結んだ。

 アルテミスと抱き合いながら耳元で「これからは、アルテミスとず~と一緒だね!」と言って、耳を舌で舐めた!アルテミスが吐息を漏らした。 

 その吐息が色っぽくてまた絡み合った。

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